代表者紹介
代表 岡藤喜昭
趣味
・ 毎朝6時頃から、ジョギング
・歴史小説、特に人情ものをよく読んでいます。
出身校・経歴
神奈川大学法学部法律学科を卒業後、東京本社の家具メーカーに24年間勤、社員会会長(過半数代表者)を務めることで労務管理に関わることとなり、就業規則の改正・36協定、高年齢雇用継続制度等の労使協定等、会社側との話し合いの場に代表者として参加する機会を持つ。そこで人材の育成・定着と個人と組織のコミュニケーションの重要性を認識する。
平成25年度 社会保険労務士試験合格。
平成27年度 厚生労働省指定キャリア・コンサルタント能力評価試験合格
特定非営利活動法人 日本キャリア開発協会 CDA会員 会員番号CDA146451
ジョブカード作成アドバイザー登録 登録番号 s15-01036
平成28年 紛争解決手続代理業務試験合格
平成28年 キャリアコンサルタント登録 登録番号16114197
平成28年4月~平成29年3月 山口労働局 雇用環境均等室 無期転換ルール担当
平成29年 山口県西部高等技術学校 キャリアコンサルタントとして勤務
平成29年 山口県非正規雇用労働者待遇改善支援センター 同一労働同一賃金コンサルタント(厚生労働省山口労働局委託事業)
平成30年 山口労働局 雇用環境均等室 働き方・休み方改善コンサルタント
平成30年 ハローワーク下関 キャリアコンサルティング&ジョブカード作成支援
やさしい会社を作りたいと思ったきっかけ
会社が無くなる。
会社の最期を目の当たりにして感じたのは、ある一定のラインまで来ると、会社はもう持ち直す力を失い、そのまま終わりを迎えざるを得ないということです。そして、そのラインを決めるのは、財政や経営状況よりも「人」だ、ということを痛感しました。
同時に、会社がなくなり自分の力一つで家族を養わなければならないという現実を、私は経験しました。
年功序列・終身雇用に守られた安定的な雇用環境は無くなり、実力主義の厳しい現実が広がっていますが、まだまだ実感していない働き手も多いように思います。
・自分のスキルが社会全体の中でどのくらいの位置にあるのか!
・自分の持つスキルは今の会社にしか通用しないスキルなのか、それとも社会全体の中でも通用するスキルなのか!
正社員のレールから外れた時の無力さ、恐ろしさ。体験した人間にしかわからないつらさです。
会社というものは営利活動をしつつも会社に貢献する力を持つものです。人は幸せになるために会社に就職し、会社で全力で働き、会社は利益を生む。
私は会社の最期を見届けるなかで、働き手が居心地が良い会社、働き手が全力を尽くせる会社、経営者と働き手がいい関係になるような会社を作りたいという思いを持つようになりました。
やさしい会社でなければ生き残っていけない理由
バブル期頃までは年功序列の風土の中モーレツ社員が会社を支える時代で、従業員を厳しく律することで売上を上げるような会社も多くありました。しかし、そのような会社は今の「人」の特性に合いません。モーレツ社員はパワハラ社員に変貌しがちで、そのような社員は必要な社員を退職に追いやってしまいます。
また、ブラック企業は社会的に問題になり、社会的地位を失っています。人の締め付けによる経営は限界を迎えています。
インターネットによる情報の高度な流通、透明性のある経営。これから生き残っていく会社は、「やさしい会社」作りをし、すべてをさらしても良い会社だと言ってもらえるような会社でなければ、人が集まりません。いったんブラックな会社の実情がばれてしまった会社はブラック企業として社会的地位が脅かされます。
「やさしい会社」は「強い会社」となり、更に優秀な人が集まります。このような会社がこれからの時代に強く生き抜いていく会社です。